上野原の立地について
なぜ上野原でハーブを育てるのか
ハーブ作りに適した、自然豊かな地
上野原〔うえのはら〕上野原市の東から西へ4カ所の圃場があります。
すぐ近くを流れる桂川から朝霧が立ち野菜にも好影響を与えていると考えています。
原産地と同じ土作りをして植えれば同じ香りが出ると
一般的には考えられていますが
ハーブに関してはその限りではなく適地適作で何もしなくても
香り高いルッコラが出来る場所もあります。
選ばれている畑はいずれも日当たり良好。水はけがよく
まるでフランスの葡萄畑「コートドール」の様です。
育て方について
こだわり
- 美しさはもちろん、安全にもこだわった育て方
- 生産する場所、環境により同じ種でも味が異なり、適地適作で種蒔をします。
辛い物は辛く、しっかりとした味が特徴です。
それには種のこだわり、品種、収穫時期等の他、一切の殺虫農薬を添付しないで虫を防除する為ネットで保護するなど独自の対策を講じています。
除草剤不要の畑は、いつも雑草との戦いです。
細やかな作業から高品質の野菜が育ちます。
見落としがちな野菜の花も大切な食材です。出荷場では各取引先の要望に合わせて野菜をブレンドしています。
品質保持の為、忙しい作業が続きます。
殺虫剤も使用しない畑は、虫も沢山来ます。
防虫ネットでの防除の為、手早い作業が求められます。種から育てた野菜が理想通りに生育すると本当に嬉しい。
日々の努力が報われるときです。
長田さんからのメッセージ
農業に対する思い
農業には無限の可能性と魅力が溢れている。
山梨県の東の玄関口、上野原で25年余りに渡りルッコラやマスタードのハーブ、
西洋野菜を育てています。
その多くは有名ホテルやレストランに直接お届けしてきました。
現在は多くのシェフの方々の支持を受け、直接流通の農業を歩んでいます。
日々の研究を重ねる中、フランスの農業も見てきました。
畑の中にシェフ達が来て「私の店はこの野菜で支えられている」とおっしゃっていただき、
レストランを支える農家は素晴らしいと思い、使命感に溢れました。
日本の食文化を支える農家ももっと注目されるべきだと思います。
農業には無限の可能性と魅力が溢れています。
若い農業者も育てて行きたいと思っています。